南北 年内に終戦宣言へ=「朝鮮半島非核化」確認
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2018.04.27 18:22
【高陽聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は27日、軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で会談し、年内に朝鮮戦争の終戦宣言を行い、休戦協定を平和協定に転換するため南北米、または南北米中の首脳会談を推進することで合意した。また、朝鮮半島の非核化という共同目標を改めて確認した。
両首脳はこうした内容を柱とする13項目の「朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた板門店宣言」を発表した。
宣言は「南と北は朝鮮半島の恒久的かつ強固な平和体制構築のため、積極的に協力していく」として、「朝鮮半島で正常ではない現在の停戦状態を終息させ、確固たる平和体制を構築することはこれ以上先延ばしできない歴史的な課題」と明示した。
南北は完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島を実現するという共同目標を確認するとともに、北朝鮮が主導的に取っている措置が朝鮮半島の非核化に向け意義あるものとの認識で一致。それぞれが責任と役割を果たしていくことにした。
また、南北は朝鮮半島非核化への国際社会の支持と協力を得るため、積極的に努力する。いかなる形の武力も互いに使用しないという不可侵合意を再確認し、厳格に順守していく一方、軍事的緊張が解消し、軍事的信頼が実質的に構築されるのに合わせ段階的に軍縮を実現していくことにした。
両首脳は定期的な会談とホットラインによる通話を通じ、民族の重大事項を随時議論して信頼を深め、南北関係の持続的な発展や朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けた良い流れをさらに好循環させていくために努力する。
文大統領が今秋、北朝鮮・平壌を訪問することも決まった。
kimchiboxs@yna.co.kr