乗車拒否でタクシー730台を営業停止に ソウル市が初処分
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2019.02.13 12:45
【ソウル聯合ニュース】ソウル市は13日、乗車拒否を繰り返したタクシー会社22社に対し14日付で運行停止(事業一部停止)処分を出すと発表した。計730台のタクシーが各60日間、営業できない。タクシー会社に対するこうした処分は韓国初。
乗車拒否をしたのは22社の計365台で、規定に従い違反台数の2倍の730台が営業停止となる。ただ、一斉に営業を停止すれば市民に不便をきたす恐れがあることから、2カ月ごと、約180台ずつ営業を停止させるようにする。
2015年に施行されたタクシー発展法は、乗車拒否をした運転手だけでなく会社への処分も可能にした。違反に対する事業一部停止の権限を持つ各区は市民からの苦情を懸念し処分に踏み切れなかったが、昨年11月、ソウル市に同権限が移譲され、初の処分が決まった。市は常習的な乗車拒否をなくしていきたい考えだ。
15~17年に乗車拒否の通報は2519件あり、このうち74%が法人タクシーによる違反だった。
mgk1202@yna.co.kr
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