Go to Contents Go to Navigation

大気汚染改善へLNGの輸入税引き下げ 来月から=韓国

記事一覧 2019.03.19 11:52

【ソウル聯合ニュース】大気汚染が問題になっている韓国で、政府が微小粒子状物質(PM2.5)など大気汚染物質の排出量が石炭火力発電よりも少ない液化天然ガス(LNG)発電を奨励するため、LNGに対する輸入税を引き下げる。

LNG複合火力発電所(GS提供)=(聯合ニュース)

LNG複合火力発電所(GS提供)=(聯合ニュース)

 産業通商資源部は19日、発電用LNGの輸入賦課金を引き下げる内容の「石油および石油代替燃料事業法」施行令改正案を同日に閣議決定し、4月1日から施行すると発表した。これにより、発電用に輸入するLNGに対する輸入賦課金は現行の1キロ当たり24.2ウォン(2円)から3.8ウォンに84.2%下がることになる。

 石炭よりもクリーンだが税負担の多いLNG発電にかかる税金を軽減し、石炭発電を減らしてLNG発電を増やす狙いだ。

 産業通商資源部によると、個別消費税や輸入賦課金、関税などを含めた現行の諸税負担金はLNGが1キロ当たり91.4ウォン、石炭(有煙炭)が36.0ウォンだが、輸入賦課金の引き下げと個別消費税の調整でLNGの諸税負担金を23.0ウォンに74.8%下げ、有煙炭は逆に46.0ウォンに引き上げる。政府は、この調整によりPM2.5の排出量が年間427トン減ると見積もっている。

tnak51@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。