韓米国防相 南北軍事合意の履行支援で一致=連携強化確認
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2019.04.02 08:39
【ワシントン聯合ニュース】韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は1日(現地時間)、米ワシントンでシャナハン国防長官代行と会談し、昨年9月の南北首脳会談で署名された軍事分野合意書が朝鮮半島での軍事的緊張を緩和するとともに信頼構築に寄与したと評価し、合意の履行を支援するため、緊密に連携することを改めて確認した。韓国国防部が明らかにした。
会談では在韓米軍のエイブラムス司令官が3月に実施された新たな韓米合同軍事演習「19―1同盟」の成果を報告。「韓米合同防衛態勢や軍事対応態勢を強固にし、(韓米連合軍から韓国軍への)有事作戦統制権の移管に向けた環境づくりにも寄与した」と評価した。
両国は大規模な合同指揮所演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」の打ち切りを決め、キー・リゾルブに変わる「19―1同盟」を3月4~12日に実施した。
両氏は2回目の米朝首脳会談の結果を受けて、韓米の主な懸案について議論。朝鮮半島の完全な非核化や平和定着に向けた外交努力を軍事的に後押しするとともに、引き続き連合準備態勢を維持していくことで一致した。
また、北朝鮮の核・ミサイル活動などの情報共有を含め、さまざまな分野で連携を強化することにした。
kimchiboxs@yna.co.kr