金正恩氏 三池淵郡の建設現場を視察=半年ぶり訪問
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2019.04.04 08:45
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が北部・両江道三池淵郡の建設現場を視察したと報じた。白頭山の入口に位置する同地は北朝鮮が故金日成(キム・イルソン)主席の「抗日革命聖地」で、故金正日(キム・ジョンイル)総書記の出生地として宣言している。
金委員長が同地を訪れるのは昨年10月以来、約6カ月ぶりとなる。昨年は3回訪問し、同地が持つ意味を重要視している。
金委員長は過去、重要な局面にある際に同地を訪れており、2回目の米朝首脳会談が物別れに終わったことを受け、近く局面転換を図るための政策方向を決断する可能性がある。
今回の視察では「三池淵郡の整備は私たちの行く手を阻む敵対勢力との熾烈な政治闘争」と述べ、米国主導で行われている国際社会の対北朝鮮制裁を暗に批判した。
kimchiboxs@yna.co.kr