Go to Contents Go to Navigation

韓国野党代表と駐韓日本大使が会談 韓日関係で意見交換

記事一覧 2019.04.24 20:48

【ソウル聯合ニュース】韓国最大野党、自由韓国党の黄教安(ファン・ギョアン)代表は24日、国会で長嶺安政・駐韓日本大使と会談し、悪化の一途をたどっている韓日関係について意見交換した。

会談する黄代表(右)と長嶺大使=24日、ソウル(聯合ニュース)

会談する黄代表(右)と長嶺大使=24日、ソウル(聯合ニュース)

 黄氏は「これまで韓日両国は良い関係を維持する時が多かったが、最近関係が難しくなったことを残念に思う」とし、このような時こそ両国の指導者は関係に関する言動に慎重にならなければならないとの見解を示した。

 また「残念なことに、最近も一部の指導者が国民を失望させ、心を傷つけたことがあり遺憾だ」とし、「両国が自重し、真剣に関係発展のために努力しなければならない時だと考える」と伝えた。

 さらに「両国が共同の未来に進まなければならないと考える。両国関係を理性的で発展的に管理していく必要がある」と付け加えた。

 これに対して長嶺氏は両国関係がますます厳しい状況にあるとし、両国関係においては政治家の協力が重要であり、さまざまな懸案をうまく解決できるように韓国側でも努力してほしいと要請した。

 また、日本は北朝鮮の核・ミサイル問題に強い関心を持っており、完全な非核化を実現するために米国の対応を支持しているとし、北朝鮮問題は日本や周辺地域における非常に重要な問題という認識で対応していると説明した。

 黄氏は会談後、記者団に対し、「韓日関係について、心配であり、問題を解決して未来志向で進みたいと伝えた」とし、米国と協力し、北朝鮮核問題の解決のために共に最善の努力を尽くしていこうと呼びかけたと説明した。

 両国の指導者が言動に気を付けるべきだとの発言については、「日本の指導者の適切ではない部分について言った」と説明した。

 黄氏は朴槿恵(パク・クネ)前政権発足後の2013年には法務部長官に起用され、15年には首相に就任。国政介入事件などにより国会で朴氏の弾劾案が可決した16年12月から文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足した17年5月まで大統領権限代行を務めた。次期大統領選挙(2022年)への出馬が予想される政治家のなかでは支持率調査でトップを走っている。

yugiri@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。