Go to Contents Go to Navigation

[韓流]ポン・ジュノ監督「寄生虫」最高賞獲得なるか カンヌ映画祭きょう開幕

記事一覧 2019.05.14 13:19

【ソウル聯合ニュース】第72回カンヌ国際映画祭がフランスで14日(現地時間)に開幕する。最高賞「パルムドール」を競うコンペティション部門にノミネートされた21作品には韓国のポン・ジュノ監督の新作映画「寄生虫」(原題)が含まれており、受賞の栄誉に輝くかどうかが関心を集めている。

第72回カンヌ国際映画祭の公式ポスター=(AFP=聯合ニュース)

第72回カンヌ国際映画祭の公式ポスター=(AFP=聯合ニュース)

 ポン監督の7本目の長編となる「寄生虫」は、家族全員が無職のキテク(ソン・ガンホ)一家の長男(チェ・ウシク)が、家庭教師の面接のためにパク社長(イ・ソンギュン)の家を訪れたことから始まる予期せぬ事件を描いた。チョ・ヨジョン、パク・ソダム、チャン・ヘジンらも出演している。

 出演者らは21日午後(現地時間)に公式上映が行われるメイン劇場のレッドカーペットを踏む。パルムドールの受賞作は25日(同)の閉会式で発表される。

 ポン監督は2006年に「グエムル―漢江の怪物―」、08年に「TOKYO!」、09年に「母なる証明」などでカンヌ映画祭に招待された。コンペ部門に選出されたのは17年の「オクジャ(okja)」に続き2作品目。

 韓国映画は16年にパク・チャヌク監督の「お嬢さん」、17年に「オクジャ(okja)」とホン・サンス監督の「それから」、18年にイ・チャンドン監督の「バーニング」がコンペ部門に選出されており、4年連続での選出となった。

 ただ、これまでカンヌ映画祭のコンペ部門では、02年にイム・グォンテク監督の「酔画仙」が監督賞、04年にパク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」が審査員特別グランプリ、07年にイ・チャンドン監督の「シークレット・サンシャイン」で主演したチョン・ドヨンが主演女優賞、09年にパク・チャヌク監督の「渇き」が審査員賞、10年にイ・チャンドン監督の「ポエトリー アグネスの詩」が脚本賞を受賞したが、パルムドールの受賞はない。

 今回のカンヌ国際映画祭ではほかに、韓国のイ・ウォンテ監督の「悪人伝」(原題)がミッドナイト・スクリーニング部門、ヨン・ジェグァン監督の「リョンヒ」(同)が学生作品対象のコンペ部門・シネファウンデーション、韓国コンテンツ振興院が製作支援したチョン・ダヒ監督の短編アニメーション映画「ムーブメンツ」(英題)が監督週間に招待されている。

tnak51@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。