Go to Contents Go to Navigation

セウォル号事故の「特別捜査団」求める請願 「事実究明に努力」=韓国大統領府

記事一覧 2019.05.27 16:29

【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)は27日、2014年に起きた旅客船セウォル号沈没事故の真相究明のため、特別捜査団を設置し再捜査するよう求める請願について、「まだ独立的な捜査体系や捜査員規模を公表する段階ではない」として、「新しい事実関係が究明されるよう、引き続き努力する」との回答を出した。

全羅南道・木浦の港に陸揚げされたセウォル号の船体(資料写真)=(聯合ニュース)

全羅南道・木浦の港に陸揚げされたセウォル号の船体(資料写真)=(聯合ニュース)

 請願は3月29日、青瓦台のホームページに投稿され、1カ月で24万人以上の賛同を得た。賛同者が20万人を超えると、青瓦台の責任者が回答することになっている。

 セウォル号事故を巡っては、15年に「4・16セウォル号惨事特別調査委員会」が設置され、真相究明に向けた活動などを行ったが、16年に解散した。検察の捜査結果によると、朴槿恵(パク・クネ)政権だった当時、李丙ギ(イ・ビョンギ)大統領秘書室長らが海洋水産部長官らに同委員会の活動を妨害するよう指示したことが明らかになっている。

 18年には加湿器殺菌剤事件とセウォル号事故を調べる特別調査委員会が設置され、明確な結論を出せなかったセウォル号事故の原因について調査している。

 青瓦台は「特別委員会は活動期限を1回延長しており、20年まで活動する」として、「疑惑は最後まで追跡し、法と制度を補完して政府の責任を全うする」と強調した。

kimchiboxs@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。