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韓米の外交当局が実務協議 北のアフリカ豚コレラ防疫や食糧支援問題

記事一覧 2019.06.05 10:58

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の外交当局者が4日にソウルで会い、先ごろ北朝鮮で発生が確認された家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」の拡散防止に向けた南北の防疫協力や、北朝鮮への食糧支援策などを協議した。韓国外交筋が5日、伝えた。

北朝鮮は5月30日、国際獣疫事務局(OIE)に対し、中国との国境を流れる鴨緑江付近の農場でアフリカ豚コレラが発生したと報告した=(聯合ニュース)

 韓国外交部の李東烈(イ・ドンリョル)平和外交企画団長は来韓したアレックス・ウォン米国務次官補代理と、南北の協力状況などを話し合った。

 李氏は韓国政府が北朝鮮にアフリカ豚コレラのウイルス拡散を防ぐための南北協力を呼び掛け、北朝鮮からの返答を待っていると伝えたようだ。北朝鮮が韓国の提案に応じれば、関連装備などを北朝鮮に持ち込むために北朝鮮制裁の例外措置が必要となる。その手続きなどに関し韓米間で意見が交わされたとの観測もある。

 また双方は、韓国政府が検討する北朝鮮への食糧支援計画に対しても認識を共有したとされる。韓国は北朝鮮の食糧不足が深刻とする国連世界食糧計画(WFP)の報告書内容などを受け、食糧支援に取り組む姿勢を示し、世論の取りまとめを進める一方、具体的な支援時期や方法などを検討している。

mgk1202@yna.co.kr

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