南北は軍事合意を忠実に履行　韓国国防部が評価

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部のノ・ジェチョン副報道官は１１日の定例会見で、韓国と北朝鮮が昨年９月に締結した軍事合意の履行状況に関する質問を受け、「南北双方は合意を忠実に履行している」と述べた。

　軍事合意には南北間の軍事的な緊張緩和策とあわせ、非武装地帯（ＤＭＺ）内での朝鮮戦争戦没者の遺骨の共同発掘実施が盛り込まれている。韓国軍がＤＭＺの「矢じり高地」（江原道・鉄原）一帯で単独で実施している遺骨発掘作業に北朝鮮が加わらず、韓国側に何の返答もしていない現状は合意の破棄に当たるとの指摘に、ノ氏は「現在（北朝鮮の）回答を待っており、そのように評価していない」と応じた。

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