韓国の6月輸出 13.5%減=減少幅16年1月以来最大
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2019.07.01 11:13
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は1日、6月の輸出額が前年同月比13.5%減の441億8000万ドル(約47兆8000億円)と集計されたと発表した。
2016年1月(19.6%減)以来、最大の減少幅となった。
輸出は7カ月連続で減少しており、15年1月から16年7月まで19カ月連続でマイナスを記録して以来、最長期間を記録した。
品目別では半導体(マイナス25.5%)、石油化学製品(マイナス24.5%)が単価の急落により減少傾向が続き、船舶(46.4%増)、自動車(8.1%増)は好調だった。
バイオヘルス(4.4%増)、2次電池(0.8%増)、電気自動車(EV、104.3%増)などの新産業も好調傾向が続いた。
国別では中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)への輸出が減少した半面、新興地域の中南米、独立国家共同体(CIS)への輸出は増加した。
中国への輸出は24.1%減と、09年5月(マイナス25.6%)以降で最大の減少幅となった。
輸入は400億1000万ドルで、前年同月比11.1%減少した。
貿易収支は41億7000万ドルで、89カ月連続で黒字を維持した。
上半期の輸出は前年同期比8.5%減の2715億5000万ドルで、輸入も5.1%減の2520億ドルだった。
上半期の貿易収支は195億5000万ドルの黒字を記録した。
輸出量は1~3月期、4~6月期とも堅調を維持し、上半期全体では0.3%増加した。
ynhrm@yna.co.kr
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