輸出規制は「常識に反する」 冷静かつ厳重に対応=韓国産業相
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2019.07.10 11:59
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の成允模(ソン・ユンモ)長官は10日、国会の産業通商資源中小ベンチャー委員会で、日本が韓国に対する輸出規制を強化したことについて、「日本は三権分立や民主原則、常識に反する報復の性格を持つ規制を発表した」とした上で、「落ち着いて(対応する一方)、厳重に対応する」と答弁した。
成氏は世界貿易機関(WTO)の原則や主要20カ国・地域(G20)首脳会議の共同声明の精神にも真っ向から反すると指摘。「WTOへの提訴など、必要な対応措置を取る」と強調した。
また、「韓国企業の被害を最小限に抑えるため万全を期し、部品・素材や装備の競争力を高める機会にする」との方針を示した。
日本が輸出規制を強化した背景に戦略物資を北朝鮮に横流ししたとの疑惑を提起したことに関しては、「根拠のない主張を即時中止すべだき」として、「韓国は模範的な輸出統制制度を運用する国」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr