「日本の無責任な発言に遺憾」 対北制裁履行巡る国際機関の調査提案=韓国
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2019.07.12 14:41
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の金有根(キム・ユグン)国家安全保障会議(NSC)事務処長は12日、記者会見を開き、日本が対韓輸出規制を強化した背景として、韓国が戦略物資を北朝鮮に流出したと示唆する発言をしていることについて、「日本の高官たちが明確な根拠を提示せず、韓国政府の輸出管理違反と(国連の対北朝鮮)制裁の不履行を示唆する無責任な発言をしていることに遺憾の意を表明する」とし、「不必要な論争を中断させるため、国連安保理の専門家パネルまたは適切な国際機関に韓日両国の輸出制裁の違反事例に関する公正な調査を依頼することを提案する」と述べた。
金氏は「調査の結果、韓国の過ちが見つかれば、韓国政府は謝罪し、直ちに是正措置を取る」と表明。「だが、韓国政府の過ちがないという結論が出れば、日本政府は韓国政府に対する謝罪はもちろん、報復的な性格の輸出規制措置も即刻撤回しなければならない」と強調した。
その上で、「日本の違反事例に関する徹底した調査も実施されるべきだ」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr