韓日関係悪化にも日本小説の人気に陰りなし=韓国
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2019.07.23 05:30
【ソウル聯合ニュース】日本による対韓輸出規制強化を受けて韓国で始まった日本製品の不買運動が勢いを増すなか、日本の小説の人気は衰えていないもようだ。
大手書店の教保文庫が23日に公表した資料によると、韓日のあつれきが本格化した7月に入ってから出版された小説375冊のうち、78冊(20.8%)は日本の小説だった。前月の17.9%より割合が高まった。
今月の小説分野のベストセラーランキング(21日現在)でも日本勢は人気を保っており、薬丸岳の「誓約」韓国語版が3位、東野圭吾の「殺人現場は雲の上」が7位、池井戸潤の半沢直樹シリーズ「オレたちバブル入行組」が9位で、10位内に3冊が入った。
20位内には12冊の外国小説が入ったが、このうち6冊が日本の小説だった。
韓国の小説は10位内に3冊、20位内に8冊が入った。
日本の小説の人気は続いているものの、出版業界では、最近の反日感情の高まりなどが販売に悪影響を及ぼす可能性を懸念する向きもあり、日本の小説の出版計画を先送りするか検討する動きもあるとされる。
yugiri@yna.co.kr