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東京五輪開幕まで1年 韓国は金メダル7個以上が目標

記事一覧 2019.07.24 20:15

【鎮川聯合ニュース】2020年東京五輪の開幕まで1年となった24日、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)は韓国の金メダル獲得目標について、最低でも7個とし、現時点では5個が現実的と説明した。

「国家代表選手団の日」にインタビューを受ける柔道の郭同韓選手=(聯合ニュース)

「国家代表選手団の日」にインタビューを受ける柔道の郭同韓選手=(聯合ニュース)

 大韓体育会はこの日、忠清北道・鎮川の国家代表選手村で「国家代表選手団の日」イベントを開き、五輪出場内定選手らが決意を述べた。

 体育会が掲げる目標は金メダル7~10個で総合10位だ。ただ、同選手村の申致容(シン・チヨン)村長は「金メダル5個を含み、メダル15個を獲得するのが目標」と話した。

 大韓体育会の関係者は「現在の韓国選手団の実力では金メダル5個程度が現実的な目標」とし、「五輪出場権獲得数により目標は上方修正される可能性がある」と説明した。

 韓国は前回2016年のリオデジャネイロ五輪で金メダル9個(総合8位)、前々回の12年ロンドン五輪は金13個(同5位)だった。

 アーチェリー、フェンシング、テコンドー、柔道、レスリングなど韓国が伝統的に強い競技での金メダルに期待がかかる。またゴルフ、野球などの球技や、ロンドン五輪体操男子跳馬金メダリストの梁鶴善(ヤン・ハクソン)が出場する体操も金メダルが期待される。

 ただこれまで金メダルの獲得数が多かった競技も各国の選手の実力が接近しているため、多くのメダルを獲得するのは難しいと関係者はみている。

 大韓体育会は韓国と日本が金メダルを狙う競技が重なっていることに警戒している。

 リオ五輪でアーチェリー女子個人と団体の2冠を達成した張恵珍(チャン・へジン)は「外国選手たちが実力を大きく伸ばし、戦力が並んできた」とし、「新しい混合種目などでさらに徹底的に研究して準備しなければならない」と強調した。

 柔道の元世界王者、郭同韓(クァク・ドンハン)は「来年の東京五輪で日本と激突する時、審判の判定がわれわれにとって最も心配する部分だが、これと関係なく自分のプレーをして良い結果を得られるよう努力する」と話した。

 東京五輪に出場する選手の数がこれまでの大会よりも少ないという予想もある。韓国はロンドン五輪に選手248人、リオ五輪に204人を送り出した。団体で行われる球技の成績がよくないため、東京五輪はリオ五輪と同じかやや少なくなるとの見通しも出ている。

 大韓体育会側は「五輪の予選で球技団体競技の善戦を祈る」とし、「東京五輪に出場する韓国選手団の規模やメダル目標数は今年の末に輪郭が見えてくると思われる」と伝えた。

yugiri@yna.co.kr

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