韓日外相が電話会談 輸出規制・北ミサイル巡り意見交換
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2019.07.26 13:39
【東京、ソウル聯合ニュース】韓国外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は26日午前、日本の河野太郎外相と電話で会談し、日本による半導体材料の韓国向け輸出規制強化や北朝鮮の短距離ミサイル発射などについて意見交換した。
会談は午前9時30分から約20分間行われた。外交部によると、康氏は輸出規制強化措置の即刻撤回を促した。日本政府が推進する、安全保障上の友好国として輸出手続きを簡素化する「ホワイト国」から韓国を除外する政令改正など、状況をさらに悪化させる措置の中止も求めた。
これに対し河野氏は日本政府の措置に関する立場を説明したという。
両氏は前日の北朝鮮のミサイル発射への対応を含め、朝鮮半島の非核化と恒久的な平和定着に向け韓米日3カ国間の緊密な連携が緊要だとの意見で一致した。
また、双方は韓日関係が困難なときほど各レベルの外交チャンネルを通じた対話と意思疎通が継続されなければならないとの認識を共有し、早期に多国間会議などの機会を活用して相互の関心事に対する意見交換を行っていくことでも一致した。
両氏はタイ・バンコクで8月1~3日に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席するが、同会合を機に会談するかはまだ決まっていない。外交部当局者は「何も決まっていない」と話している。
hjc@yna.co.kr
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