韓日 48件の北朝鮮核・ミサイル情報共有=軍事情報協定発効後
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2019.07.31 11:28
【ソウル聯合ニュース】韓国と日本は北朝鮮の核・ミサイル関連情報などを共有するために軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結して以降、これまでに48件の関連情報をやり取りしてきたことが分かった。韓国国会国防委員会の河泰慶(ハ・テギョン)議員(野党・正しい未来党)が31日、「国防部によると、北の核・ミサイルに関し、韓国が日本に24件、日本は韓国に24件、情報を(伝えて)共有した」とフェイスブックで紹介した。
河氏は、今月25日に北朝鮮が発射した弾道ミサイルに関しても韓日間で情報のやり取りがあったと伝え、「互いに安全保障において重要なため、GSOMIAを活用してきた」と説明した。
GSOMIAは2016年11月に発効。効力は1年で、今年8月中旬までに韓日のどちらかが破棄を通告しなければ自動的に1年間延長される。日本の輸出規制強化により韓日の対立が深まる中、韓国与党「共に民主党」の一部などから延長反対の声も上がる。河氏は共に民主党の李海チャン(イ・ヘチャン)代表が前日に「(GSOMIAは)北東アジアの平和のために必要」との見解を示したことを評価しながら、常に北朝鮮の核とミサイルの脅威にさらされる韓国にとってGSOMIAは重要な安保情報源の一つと強調した。
mgk1202@yna.co.kr