韓日関係悪化が船の便にも影響 釜山―対馬便相次ぎ運休
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2019.08.01 11:13
【釜山聯合ニュース】日本の対韓輸出規制強化で韓日関係が悪化し、韓国で日本製品の不買運動が広がる中、韓日を結ぶ航空便の運休が相次いでいるのに加え、船の便にも影響が出ている。
韓国の釜山港国際旅客ターミナルなどによると、韓国の韓日高速海運は釜山と長崎県の対馬を結ぶ旅客船「オーロラ」を7月8日から9月30日まで運休する。同社関係者は「韓日間のあつれきが深まり、対馬行きの旅客船の予約キャンセルが増えたため、船舶点検などを理由に運休を決めた」と伝えた。
韓国の対馬高速フェリーが運航する、同じく釜山と対馬を結ぶ「BLUE TSUSHIMA」も7月26日から8月31日まで運休となる。同社は理由として、日本の輸出規制による予約激減と船舶点検・整備を挙げている。
対馬は免税店でのショッピングや釣りなどで韓国人の人気旅行地だったが、韓日関係の悪化で旅客船の乗客が減少し、予約キャンセルが急増した。
対馬だけでなく、釜山と福岡、大阪をそれぞれ結ぶ旅客船も乗客が急減している。
釜山港湾公社によると、7月1~21日の釜山港国際旅客ターミナルを通じた日本出入国者数は計4万7093人で、前年同期比28.9%減少した。
tnak51@yna.co.kr