日本の立場に変化なし 「対日輸出統制不可避」=韓国与党
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2019.08.12 16:13
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「共に民主党」の党内委員会「日本経済侵略対策特別委員会」の崔宰誠(チェ・ジェソン)委員長は12日、記者団に対し、「韓国は(韓日)両国の経済・産業的衝突により、国民や企業に被害が及ぶことがないよう外交的な解決策を模索してきたが、外交問題を経済と結びつけて打撃を与えようとする日本の行為に全く立場変化がないため、相応の措置を取らざるを得ない」と述べた上で、日本に対する輸出統制は避けられず、今週中には措置を取らざるを得ないと明らかにした。
ただ崔氏は「相応の措置」というよりは戦略物資の管理に不備のある日本に対する輸出統制は避けられないという点が日本とは異なる韓国の名分であり理由だと述べた。
戦略物資の管理に不備があった事例として、「国連の報告書に日本から流出した戦略物資が武器として使われたり、それに準ずる重要な分野に使われたりした内容が出ている」とし、「化粧品やぜいたく品を除き、一つ一つが重要で深刻な品目」と話した。
輸出統制に関連する措置を今週中に発表するかについては、「そのように承知している」と述べた。
yugiri@yna.co.kr