北朝鮮の非難談話 「南北関係に役立たない」=韓国大統領府
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2019.08.16 16:11
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)関係者は16日に記者団に対し、北朝鮮の対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会が報道官談話で、前日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が行った光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の式典での演説を非難したことについて、「朝鮮半島の平和・繁栄のため、南北関係がもう一段階発展していかなければならない。このため、対話・協力を通じた問題解決が重要だ」として、「談話は成熟した南北関係の発展に役立たない。不満があっても対話を難しくすることは決して望ましくない」との認識を示した。
また、「不満があれば対話の場で問題を提起し、議論すればいいという大統領の演説の意味を改めて考えてほしい」と述べた。
一方、日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を延長するかどうかに関しては、「まだ決まっておらず、国益の次元から決めるという立場に変わりはない」と説明。「演説で大統領は日本との外交的な対話への意志を表明した」として、「政府は以前から問題を提起することは提起し、解決に向けた外交努力はするという立場を一貫して持続しており、その努力は一貫して行う」と述べた。
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