韓流イベントKCON 累計来場者100万人超え=LA開催に10万人
【ロサンゼルス聯合ニュース】韓国のK―POPや美容、ファッション、フードなどKカルチャーを体験できる世界最大級の韓流フェスティバル「KCON」が、累計来場者100万人を突破した。主催の韓国総合コンテンツ大手、CJ ENMが18日、伝えた。
CJ ENMは韓国のライフスタイルを世界に紹介するため、2012年から欧米や中南米、中東、アジア、オセアニアの各地でKCONを開催してきた。15~18日に米ロサンゼルスで開催された「KCON 2019 LA」には10万3000人が来場し、開催8年目にして世界の累計来場者は106万9000人に伸びた。
CJ ENMは自力での世界市場進出が難しい中小企業のため、韓国政府や大韓貿易投資振興公社(KOTRA)などと共同で韓国の有望な中小企業40社を選び、KCON 2019 LAで販促・展示イベントを開催。参加企業は現地のバイヤーとの輸出商談も行った。ロサンゼルスでのKCONに参加した中小企業は6年間で257社を数える。
今年は美容、フードコンテンツに力を入れ、24歳以下が来場者の67%を占めることを踏まえて若者に人気のSNSインフルエンサー、K―POPアーティストが参加するプログラムを大幅に増やした。
17~18日にはKCONのハイライトであるK―POPコンサートが行われ、14組のアーティストが華やかなパフォーマンスを披露した。
CJ ENMのシン・ヒョングァン音楽コンテンツ本部長は「2012年に来場者1万人で始まり、累計100万人を突破して世界最大規模の韓流フェスティバルに成長するまで、毎年KCONの歴史を新たに刻んでいる」と述べ、今後もKCONの開催で中小企業の発展、Kカルチャーのグローバル化に努めていくと意欲を新たにした。
KCONは日本では今年5月に千葉・幕張メッセで開催された。7月の米ニューヨーク、8月のロサンゼルスを経て、9月28~29日にタイ・バンコクで開かれる。
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