W杯予選の平壌遠征 「サッカー協会と協議して支援行う」=韓国政府
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2019.09.03 14:43
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は3日、北朝鮮の平壌で10月に実施される予定になっている2022年サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選の北朝鮮戦について、「関係機関、大韓サッカー協会と協議して必要な支援を行っていく」と記者団に述べた。試合に関してはアジアサッカー連盟(AFC)を介して韓国と北朝鮮のサッカー協会が協議をしており、その状況を見ながら関係機関と支援策を話し合っていく必要があると説明した。
北朝鮮サッカー協会は先月初旬、韓国との対戦を10月15日午後5時半から、平壌の金日成競技場で行う計画をAFCに伝えた。
韓国側は選手団の訪朝ルートを含め、試合の準備に関する意見をAFCを通じて北朝鮮側に伝えたとされる。第三国を経由しての訪朝よりも、空路または陸路で直接北朝鮮に入ることを希望しているという。
一方、平壌への遠征試合が停滞している南北関係を勢いづかせる契機になり得るかどうかについて、この当局者は「南北関係の状況を見る必要がありそうだ。これをモメンタム(勢い)とするかどうかなどは言及する段階ではない」と答えるにとどめた。
tnak51@yna.co.kr