Go to Contents Go to Navigation

文大統領の法相任命強行 世論は賛否拮抗

記事一覧 2019.09.10 09:16

【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが10日に発表した調査結果によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が法務部長官に娘の不正入学疑惑などが取り沙汰されている側近のチョ国(チョ・グク)前青瓦台(大統領府)民情首席秘書官を任命したことについて、「間違っている」との回答は49.6%、「よくやった」は46.6%となり、意見が拮抗(きっこう)していることが分かった。

法務部長官の任命状を授与した後、記念撮影する文大統領(左)とチョ長官=9日、ソウル(聯合ニュース)

法務部長官の任命状を授与した後、記念撮影する文大統領(左)とチョ長官=9日、ソウル(聯合ニュース)

 チョ氏を巡っては娘の進学に関する疑惑のほかにも、一族ぐるみの不透明な投資・蓄財などが相次いで提起され、保守系最大野党の自由韓国党などが法務部長官への指名の撤回を強く求めていた。野党の強い反発や就任に反対する世論を押し切って任命を強行したことで、今後の政局運営に大きな影響を与えるとみられている。

 調査は文大統領がチョ氏を正式任命した9日、全国の成人(19歳以上)501人を対象に実施された。

 チョ氏の任命について、「間違っている」との回答は自由韓国党の支持層(95.5%)で圧倒的に多く、無党派(66.7%)や60歳以上(65.4%)などでも6割を上回った。

 「よくやった」との回答は与党「共に民主党」の支持層(86.2%)や革新層(71.6%)、30代(62.3%)などで多かった。

kimchiboxs@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。