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北朝鮮の飛翔体発射に「強い憂慮」 韓国大統領府

記事一覧 2019.09.10 10:03

【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)は10日、北朝鮮が同日午前、未詳の飛翔(ひしょう)体2発を発射したことを受け、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会の緊急会議を開いた。青瓦台によると、会議では北朝鮮が5月以降、短距離飛翔体を相次いで発射していることに「強い憂慮」を表明した。また、朝鮮半島の全般的な軍事安保状況を点検した。

最近の北朝鮮による飛翔体発射=(聯合ニュース)

最近の北朝鮮による飛翔体発射=(聯合ニュース)

 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は9日に発表した談話で、「9月下旬ごろ、合意される時間と場所で米国側と対座し、今まで議論してきた問題を包括的に討議する用意がある」として、非核化を巡る米朝実務協議の再開に言及しており、青瓦台は発射の意図を詳しく分析するとみられる。

 韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が10日午前、平壌北方の平安南道の内陸から東に向け未詳の飛翔体を2発発射したと明らかにした。

 北朝鮮が飛翔体を発射するのは先月24日以来で、今年に入って10回目となる。

kimchiboxs@yna.co.kr

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