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韓国の北朝鮮担当高官が訪米 米朝協議再開見据え議題調整へ

記事一覧 2019.09.19 11:12

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長は19日午前、米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表と会談するため、米国に向けて出発した。20日午前(現地時間)にビーガン氏と会談し、朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着の実質的な進展に向けた連携などについて協議する。今月中にも再開される見通しの米朝実務協議の議題に関しても議論するとみられる。

仁川国際空港で記者団の質問に答える李氏=19日、仁川(聯合ニュース)

仁川国際空港で記者団の質問に答える李氏=19日、仁川(聯合ニュース)

 李氏は出発前、仁川国際空港で記者団に対し、「(米朝が)対話のモメンタム(勢い)を維持し、さまざまな問題で実質的な進展をもたらすためには双方が柔軟にアプローチしなければならない」との認識を示した。

 李氏は21日までワシントンに滞在。ホワイトハウスや国務省、シンクタンクの関係者らと面談する。その後、国連総会が開かれるニューヨークに移動し、再度ビーガン氏と協議する計画という。

 ニューヨークでは今月初めに就任した日本外務省の滝崎成樹・アジア大洋州局長を交え、北朝鮮核問題を巡る韓米日の交渉代表が会合する方向で調整している。

kimchiboxs@yna.co.kr

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