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文大統領支持率40%で就任後最低 不支持率も53%で最高

記事一覧 2019.09.20 14:09

【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが20日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は40%で、2週間前の前回調査に比べ3ポイント下がった。同社の調査では2017年5月の就任後最低を記録した。一方、不支持率は4ポイント上昇の53%で、就任後最も高い。

 調査は17~19日に全国の有権者1000人を対象に実施された。前回調査では不支持率が支持率を6ポイント上回っていたが、今回はその開きが13ポイントに拡大した。

 支持する理由は「外交をよくやっている」(18%)、「改革・積弊(長年積み重なった弊害)清算・改革への意欲」(9%)、「全般的によくやっている」「福祉の拡大」「北朝鮮との関係改善」(各7%)などが挙げられた。

 一方、不支持の理由は「人事問題」(29%)がトップだった。韓国ギャラップは、多くの疑惑が取り沙汰されるチョ国(チョ・グク)氏の法務部長官任命が影響したとの見方を示した。次いで、「経済・国民生活問題の解決が不十分」(20%)、「独断的・一方的・偏った傾向」(10%)などが挙がった。

 政党支持率は与党「共に民主党」が38%で2週間前から2ポイント下がった。最大野党「自由韓国党」は1ポイント上がり24%。「正しい未来党」と「正義党」は7%で並んだ。

 一方、チョ氏が法務部長官を務めることに対しては、「適切でない」が54%、「適切だ」が36%だった。「適切だ」が過半を占めたのは30代(52%)の回答者だけだった。

 任命に先立つ国会人事聴聞会前の調査(8月27~29日実施)と比べると、全体として「適切だ」が9ポイント上がり、「適切ではない」は3ポイント下がった。

mgk1202@yna.co.kr

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