北朝鮮 東部から飛翔体発射=今年11回目
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2019.10.02 08:34
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が同日朝、東部の江原道・元山の北方から東に向けて未詳の飛翔(ひしょう)体を発射したと明らかにした。北朝鮮の飛翔体発射は9月10日以来で、今年に入って11回目。韓国軍は追加の発射に備え、関連動向を追跡監視しながら対応態勢を維持している。
飛翔体の数や飛距離、飛行速度などは確認されていない。
韓国と米国の情報当局が具体的な分析をしている。北朝鮮が相次いで発射実験を行った「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の可能性もある。
北朝鮮の飛翔体発射は1日に韓国軍が「国軍の日」の記念式典で最新鋭ステルス戦闘機「F35A」を初めて公開したことへの反発とみられる。式典では同機や韓国軍が運用中の複数の戦略兵器が一般公開された。
北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は1日、米国と5日に実務協議を行うと発表しており、通常兵器の開発を続ける姿勢をアピールし、協議で安全保障問題を議題に挙げる狙いがあるとの見方もある。
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