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非武装地帯のイノシシが豚コレラ感染  「警戒強化」=韓国環境部

記事一覧 2019.10.03 17:03

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮との軍事境界線に近い韓国・京畿道漣川郡の非武装地帯(DMZ)で2日に死んだ状態で見つかった野生のイノシシが、アフリカ豚コレラに感染していたことが確認された。韓国環境部が3日発表した。

アフリカ豚コレラのウイルスが検出されたイノシシ(環境部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

アフリカ豚コレラのウイルスが検出されたイノシシ(環境部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 環境部は中国でアフリカ豚コレラが発生した昨年8月以降、野生のイノシシに対するウイルス検査を行っているが、アフリカ豚コレラのウイルスが検出されたのは今回が初めて。

 イノシシは軍部隊が発見し、漣川郡に連絡した。発見されたのは、軍事境界線の南側にある南方限界線から北に約1.4キロ進んだ地点という。

 同部の関係者は、このイノシシがDMZから鉄条網を越えて韓国側に入った可能性について「科学化警戒システムにより韓国側に(イノシシが)移動するのは不可能だとみているが、あらゆる可能性を念頭に置いて警戒を強化する」と述べた。一方で「北側の北方限界線に設置された鉄条網は比較的堅固でないため、北からDMZの内部に野生動物が移動するのは可能だとみられる」と説明した。

ynhrm@yna.co.kr

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