兵器開発は「自衛的国防力強化のため」=北朝鮮機関紙
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2019.10.06 13:21
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が、2日に試射した新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」など最近の一連の兵器開発について、敵対勢力の脅威を抑制するための「自衛的国防力」の強化のためだと強調した。
北朝鮮の政府機関紙「民主朝鮮」は5日、北極星3の試射について「わが共和国に対する外部勢力の脅威を抑制し、国の自衛的軍事力をより一層強化することで新たな局面を開拓した民族史的事変だ」と主張した。
同紙は北極星のほか、新たに建造した潜水艦やロシア製短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の北朝鮮版と呼ばれる新型戦術誘導兵器、超大型ロケット砲など5月から相次いで公開した兵器に言及しながら「先端レベルに達した主体的国防工業の威力に対する一大誇示」と評価した。
その上で、「敵対勢力たちはそれ(兵器)が朝鮮半島情勢を弱化させ、世界の平和と安全を脅かしているかのように世論を誤った方向に導いている。全ての国と民族が世界の平和と安全に対する国際的な任務に忠実になるためには国防力の強化に力を入れなくてはならないのは当然だ」と主張した。
hjc@yna.co.kr
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