韓国与党と最大野党の支持率差 文政権発足後最小の0.9Pに
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2019.10.14 10:33
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが14日に発表した政党支持率によると、進歩(革新)系与党の「共に民主党」と保守系最大野党「自由韓国党」の差が0.9ポイントに縮まり、同社の調査で文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後最小になった。
調査はYTNの依頼を受け、7~8日と10~11日に全国の成人2502人を対象に実施された。
共に民主党の支持率は前週より3.0ポイント下落した35.3%となった。2週連続下落し、文政権発足後最低を更新した。
自由韓国党は1.2ポイント上昇の34.4%。2週連続の上昇で、文政権発足後最高となった。
中道派での共に民主党の支持率が35.2%から28.5%に下落した一方、自由韓国党は32.6%から33.8%に上昇した。文政権発足後、中道派での支持率で自由韓国党が共に民主党を上回るのは初めて。
一方、「正しい未来党」の支持率は0.4ポイント上昇の6.3%、「正義党」は0.7ポイント上昇の5.6%、「民主平和党」は0.5%上昇の1.7%だった。
文大統領の支持率は前週に比べ3.0ポイント下がった41.4%となり、同社の調査で2週連続して就任後最低を更新した。不支持率は3.8ポイント上昇の56.1%で、こちらも2週連続で就任後最高を記録した。
リアルメーターは文大統領の国政運営に対する認識が革新派と保守派で極端に分かれている中、革新派で政権離れの動きが見られると分析した。
kimchiboxs@yna.co.kr