韓国国会議長が帰国 強制徴用問題の解決策を立法へ
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2019.11.11 08:54
【ソウル聯合ニュース】韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長は11日午前、日本とメキシコの訪問を終え帰国した。文氏は歴訪中、悪化している韓日関係について解決策を模索する一方、朝鮮半島の非核化に対する国際社会の支持を訴えた。
文氏は5日に早稲田大で講演し、強制徴用問題の解決策として、韓国と日本の企業、国民から寄付を募り、被害者に支給する案を提案し注目を集めた。旧日本軍の慰安婦問題を巡って2015年末、両国の合意に基づき、日本の拠出金で設立された「和解・癒やし財団」の残りの財源60億ウォン(約5億6500万円)も活用するよう提案し、論争が続いている。
また日本では、日韓議員連盟の河村建夫幹事長(自民党)や自民党の二階俊博幹事長、1993年に慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めて謝罪した「河野談話」を発表した河野洋平元衆院議長らと非公開で面会し、同案に対する協力を要請した。
文氏は帰国後、同案を法案にまとめて発議する考えだ。
kimchiboxs@yna.co.kr
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