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韓日 局長協議開催も議論平行線=「対話継続」では一致

記事一覧 2019.11.15 14:36

【東京聯合ニュース】韓国外交部の金丁漢(キム・ジョンハン)アジア太平洋局長は15日、東京で日本外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長と協議した。失効期限が迫っている両国の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)や強制徴用訴訟問題などについて意見交換したが、議論は平行線に終わった。

協議後、会場を出る金丁漢局長(中央)=15日、東京(共同=聯合ニュース)

協議後、会場を出る金丁漢局長(中央)=15日、東京(共同=聯合ニュース)

 金氏は協議後、「現実的な内容をやり取りした」として、「いろいろな事案を幅広く議論したが、詳しい内容はコメントできない」と述べた。

 韓国は日本が7月に断行した対韓輸出規制強化措置により、両国の安全保障上の信頼関係が損なわれたとして、8月にGSOMIAの終了を決定した。このため今月23日に失効する。日本はGSOMIAの維持を求めているが、韓国は輸出規制強化措置の撤回が必要との立場を崩していない。

 協議では両国対立の要因となっている強制徴用問題についても議論した。韓国は解決策として、両国企業の自発的な資金拠出で慰謝料を支給する案を提示している。だが、日本は賠償問題は1965年の請求権協定で解決済みとして、韓国に国際法違反の状況を是正するよう求めている。

 両国は対立が深刻化している中でも外交当局間の意思疎通は継続することで一致し、月1回程度のペースで局長協議を開いている。

 今回の協議でも対話の継続では一致した。

kimchiboxs@yna.co.kr

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