GSOMIA終了撤回 「日本の変化なければ難しい」=韓国大統領府報道官
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2019.11.15 14:39
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官は15日、失効期限が迫る韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について「日本の態度に変化がない限り韓国政府もGSOMIA終了の決定を覆すのは難しい」との立場を改めて強調した。出演したラジオ番組で述べた。
高氏は「韓国政府が一方的に終了決定を撤回することはないとみればよいのか」との質問に対し「前提は明確だ」とした上で、日本の変化がなければ終了決定の撤回はないと答えた。
GSOMIA終了について、「非常に難しい決定だった」としながら、日本が対韓輸出規制強化の理由として安全保障上、韓国を信頼できないことを挙げたため、韓国政府としてもやむを得ず終了を決定するに至ったと説明した。
続けて「韓日関係に何の変化もない状況の中で、われわれが後先を考えずにGSOMIA終了を覆すことになれば、終了決定が慎重でなかったという話になる」と指摘。終了決定は慎重に行われたと説明した。
hjc@yna.co.kr
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