北朝鮮の18年貿易額が半減 国連制裁影響=韓国の400分の1に
記事一覧
2019.12.13 17:28
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が13日発表した「北朝鮮の主要統計指標」報告書によると、2018年の北朝鮮の貿易総額は28億4300万ドル(約3114億5000万円)で、韓国(1兆1400億6200万ドル)の約401分の1にとどまった。貿易額は17年には55億5000万ドルあったが、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁の影響で半減。03年(23億9100万ドル)以来の低水準となった。
18年の1人当たり国民総所得(GNI)は韓国が3679万ウォン(約345万円)で、143万ウォンの北朝鮮の約26倍に達した。
1人当たりGNIの南北間の格差は00年の17倍から毎年徐々に差が広がり、06年に20倍を超えた。
また、18年の国内総生産(GDP)は北朝鮮が35兆6710億ウォン、韓国は1893兆4970億ウォンだった。
18年の北朝鮮のGDP成長率はマイナス4.1%で、17年(マイナス3.5%)に続いて2年連続で大幅なマイナス成長を示した。一方、韓国は2.7%成長した。
人口は北朝鮮が2513万人、韓国が5161万人で、合わせて7674万人と集計された。平均寿命は男女ともに韓国の方が10年以上長かった。
ynhrm@yna.co.kr