韓中日が科学技術担当相会合 大気汚染や伝染病などの共同研究へ
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2019.12.26 11:18
【ソウル聯合ニュース】韓国と中国、日本の3カ国で科学技術分野の交流と協力を模索する科学技術担当相会合が26日、ソウル市内で開かれた。韓国科学技術情報通信部によると、韓中日は大気汚染の原因となる粒子状物質、伝染病、地震などに関する共同研究に着手することで一致し、そのために2011年に中断された3カ国の共同研究協力プログラムを再開することにした。
3カ国は共同研究協力プログラムに取り組むため、実務会合を開いて細部を調整する予定だ。
この日の会合で中国が3カ国政府による協力事業を進めて来年を科学技術革新協力の年にしようと呼び掛けたのに対し、韓国の崔起栄(チェ・ギヨン)科学技術情報通信部長官は「政府と企業、大学、研究所など多様な主体が参加する協力事業は、3カ国の科学技術分野の協力を一段階格上げする機会になるだろう」と述べた。また、韓中日は各国の科学技術政策を共有し、研究機関の交流・協力プログラムの成果も確認し合った。
一方、崔氏は日本の萩生田光一文部科学相と個別に会談し、両国の担当官庁間で局長級の協議体を運営することで一致した。韓日の共同研究と科学技術革新に関するフォーラムについても協議した。
韓中日科学技術担当相会合は2年ごとに開かれるはずだったが、12年4月の会合を最後に、これまで開催されていなかった。
mgk1202@yna.co.kr