韓国海軍部隊がソマリア沖へ出発 船舶護衛や海賊対策
記事一覧
2019.12.27 14:14
【釜山聯合ニュース】ソマリア沖アデン湾で船舶護衛や海賊対処活動などを行う韓国海軍「清海部隊」第31陣を乗せた駆逐艦「王建」(4400トン)が27日午後、南部・釜山の海軍作戦基地を出港する。
王建は、アデン湾海域に派遣中の同部隊第30陣を乗せた駆逐艦「姜邯賛」と任務を交代し、6カ月間にわたり韓国船舶の護衛などの任務を遂行する。
今回出港する清海部隊第31陣は、特殊戦(UDT)将兵による検問・検索隊や海上作戦ヘリコプター(リンクス)を運用する航空隊将兵など約300人で構成されている。このうち約4分の1にあたる72人は1回以上派兵された経験を持つ。
部隊は船舶護衛作戦、遠洋漁船保護活動をはじめ、連合海軍司令部の対海賊作戦部隊の海洋安全保障作戦、欧州連合(EU)の対海賊作戦などの任務を行う計画だ。
この日午前、出港を前に海軍作戦基地で歓送式が開かれ、海軍の主要指揮官、参謀、隊員の家族ら約1000人が出席した。海軍作戦司令官のイ・ソンファン中将は、韓国国民の生命と財産を守るため、使命感を持って任務を遂行してほしいと訓示を述べた。
ynhrm@yna.co.kr
キーワード