Go to Contents Go to Navigation

韓国 きょうのニュース(12月30日)

記事一覧 2019.12.30 18:00

◇法相候補の人事聴聞会 与野党が検察改革などで攻防

 法務部長官候補に指名された秋美愛(チュ・ミエ)国会議員の人事聴聞会が30日に開かれ、検察の捜査が進んでいる青瓦台(大統領府)の「蔚山市長選介入疑惑」、秋氏の政治資金法違反疑惑、文在寅(ムン・ジェイン)政権の主要国政課題である検察改革などを巡って与野党が攻防を繰り広げた。最大野党の自由韓国党など野党側は政治資金法違反疑惑や昨年6月に実施された蔚山市長選に、当時与党「共に民主党」の代表だった秋氏が関与したかどうかなどについて集中的に追及した。共に民主党は、政治家・政府高官らの不正を捜査する「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」設置法案が同日の国会本会議で採決されるのを意識してか、検察改革の必要性を主張するとともに秋氏に対し役割を果たすよう注文し、野党の攻勢に対抗した。

人事聴聞会に出席した秋氏=30日、ソウル(聯合ニュース)

人事聴聞会に出席した秋氏=30日、ソウル(聯合ニュース)

◇文大統領 今年最後の補佐官会議で検察改革強調

 文大統領は30日、青瓦台で開いた首席秘書官・補佐官会議で、重要な国政課題と位置付けている検察改革について、「少なくない対立と混乱を経たが、国民の切実な要求が検察改革と公正の価値を一段階高め、前進させる原動力となった」として、「検察改革の制度化が実を結ぶ最終段階に到達した」との認識を示した。

◇IZ*ONEとX1「活動再開を支援」 CJ ENM社長が謝罪

 韓国総合コンテンツ大手、CJ ENMの許敏会(ホ・ミンフェ)社長は30日、ソウル市内で記者会見を開き、同社の音楽専門チャンネルMnetが放送したアイドルオーディション番組「プロデュースX(エックス)101」で視聴者投票結果を不正操作したとされる疑惑について「弁明の余地なくわれわれの過ちだ」と謝罪した。同社は、「プロデュース」シリーズから生まれた韓日混成ガールズグループのIZ*ONE(アイズワン)と韓国男性グループX1(エックスワン)については、活動を続けられるよう支援すると表明した。

◇最低賃金2.9%上昇 児童手当の対象拡大=新年から変わる韓国の制度

 企画財政部は30日、2020年から変更される制度や法規をまとめた冊子を発行した。20年の最低賃金は時給8590ウォン(約810円)に引き上げられる。満7歳未満の全ての子どもを対象に月10万ウォンの児童手当が支給され、低所得の高齢者に支給される基礎年金が増額される。雇用形態と国籍にかかわらず勤労基準法上の労働者すべてに適用される最低賃金は、20年1月1日から時給8590ウォンと、前年比2.9%上がる。文在寅政権発足後、18年に前年比16.4%、19年には10.9%引き上げたが、20年の引き上げ率は1桁にとどまった。

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。