韓国の原発輸出第1号 UAEで運転承認=計画から3年遅れ
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2020.02.17 19:33
【ソウル、テヘラン聯合ニュース】アラブ首長国連邦(UAE)の連邦原子力規制庁(FANR)は17日(現地時間)、同国のバラカ原子力発電所1号機の運転を承認したと発表した。同原発は韓国が海外に建設した初の原発。
これにより同原発は近日中に試運転を経て商業運転を開始する見通しだ。
UAEの当局者はこの日、首都アブダビで開いた会見で、「きょうはUAEがアラブ圏で初めて原発を稼動させることになる歴史的な瞬間だ」と述べた。
バラカ原発事業は韓国の原発運営会社、韓国水力原子力(韓水原)が独自技術で建設した韓国型原発「APR1400」4基(発電能力計5600メガワット)をアブダビから西に約270キロ離れたバカラに建設するプロジェクト。韓国電力が2009年に事業を受注し、12年7月に着工した。
当初は17年の上半期中に1号機の試運転を行う予定だったが、UAE政府側が安全や現地の人材養成などを理由に延期していた。
yugiri@yna.co.kr
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