北朝鮮 恒例の国際マラソン大会を中止に=新型肺炎流入防止で
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2020.02.21 19:17
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの流入を防ぐため、先月から国境を封鎖している北朝鮮が毎年4月に開催する「平壌国際マラソン大会」を中止にしたことが21日、分かった。
中国・北京にある北朝鮮専門旅行会社「高麗ツアー」などは21日までに、自社ホームページで「北朝鮮内の協力者から平壌国際マラソン大会が中止になったという連絡を受けた」と伝えた。中止の理由については、「新型コロナウイルス感染を防ぐための国境封鎖の一環」と説明した。
同マラソン大会は故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念日である4月15日の「太陽節」を記念して毎年4月に開催され、2014年からは外国人の参加も認められている。今年は4月12日に開催される予定だった。
昨年の大会には前年より約2倍多い、1000人余りの外国人が参加したとされる。
今年は中国や韓国など隣接した地域で新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、大会を開催して多くの外国人が入国することを懸念したものとみられる。
yugiri@yna.co.kr
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