韓中環境当局がテレビ会議 大気汚染巡る協力事業を議論
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2020.04.09 15:31
【ソウル聯合ニュース】韓国環境部は9日、中国生態環境省と高官級によるテレビ会議を開き、大気汚染物質の削減策など韓中の環境協力事業について議論したと発表した。
両国は会議で、大気汚染の原因となる「PM2.5」など粒子状物質(PM)の「季節管理制」の結果を共有。また、大気に関する両国の協力事業「晴天計画」の履行案について意見を交わした。
今回の会議は、新型コロナウイルスの感染拡大により対面が難しいことから、韓国側の提案でテレビ会議の形が取られた。両国は、感染状況が落ち着けば早いうちに対面での会議を開くことでまとまった。
また、先月終了した韓中の粒子状物質季節管理制の成果を共有するため、両国の専門家によるテレビ会議を今月または来月中に開催することでも一致した。
環境部は「粒子状物質は韓中の国民にとって差し迫った問題であり、両国政府が解決に最善を尽くしている。中国の実質的な粒子状物質削減成果を引き上げられるよう、協力を強めていきたい」と伝えた。
tnak51@yna.co.kr