韓国総選挙で敗北の最大野党 非常対策委員会体制へ
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2020.04.24 11:18
【ソウル聯合ニュース】韓国総選挙で敗北した保守系最大野党「未来統合党」が、総括選挙対策委員長を務めた金鍾仁(キム・ジョンイン)氏を委員長とする非常対策委員会体制に移る。同党は28日に全国委員会と常任全国委員会を開催し、非常対策委員会を発足させる。
総選挙直後に党代表の黄教安(ファン・ギョアン)氏が辞任した後、沈在哲(シム・ジェチョル)院内代表が党代表権限代行を兼任している。沈氏は24日、最高委員会議後に記者団に対し、「総選挙後、党の進路について最高委員会と党内の意見を取りまとめた。その上で金前総括選挙対策委員長に非常対策委員会の委員長就任を正式に要請し、(金氏が)これを受諾した」と説明した。
非常対策委員会の運営期間については、「非常事態が収まってから招集される党大会で党代表と最高委員が選出されるまで」と答えた。
15日に実施された定数300の総選挙では、進歩(革新)系与党「共に民主党」が比例代表政党「共に市民党」と合わせて議席数を180に伸ばしたのに対し、未来統合党と比例政党「未来韓国党」は103議席の獲得にとどまった。
mgk1202@yna.co.kr