拘置所職員が感染 ソウル地裁閉鎖・裁判延期
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2020.05.15 11:24
【ソウル聯合ニュース】韓国でソウル拘置所(京畿道義王市)の刑務官が15日、新型コロナウイルスに感染したことが確認され、ソウル高裁とソウル中央地裁で予定されていた裁判が延期となった。両機関が入っているソウル法院総合庁舎は本館のすべての法廷を閉鎖し、消毒を行う。同庁舎本館のすべての法廷を閉鎖するのは初めて。
同職員は今週、通常通り出勤し、拘置所の収容者254人と職員23人の計277人と接触したという。拘置所側は全員を隔離措置し、消毒を行った。
同職員は裁判所に出入りしなかったが、2次感染の可能性を防ぐための予防的な措置という。
ただ、対応が急がれる事件に対しては別館に特別法廷を設けて行う方針だ。
来週月曜日の18日には裁判が通常通り開かれるとみられる。
kimchiboxs@yna.co.kr
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