韓国の新型コロナ感染者が12人増 前日より大幅に少なく
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2020.05.21 11:04
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は21日、この日午前0時現在の新型コロナウイルスの感染者数は前日午前0時の時点から12人増え、計1万1122人になったと発表した。増加数は前日の32人を大きく下回った。死者は前日から1人増え、計264人となった。
新たに感染が確認された12人のうち、10人が国内での感染だった。ソウルの繁華街・梨泰院のクラブを中心とする集団感染に関連した感染者もいる。地域別には仁川市が6人、ソウル市が3人、忠清南道が1人。残りの2人は海外での感染が関係しており、1人は空港での検疫で、もう1人はソウル市で確認された。
新規感染者数は、梨泰院のクラブを中心に発生した集団感染の影響で10日と11日に30人台に増えた後、12~15日は20人台に減り、16日からは10人台と落ち着きを見せていた。ところが20日は、クラブ来店者からの感染拡大と大型病院勤務の看護師の感染が確認され、一気に32人に増えた。
再び10人台に落ちたものの、20日から高校3年生の登校が始まっており、防疫当局は感染者数の推移を注視している。
mgk1202@yna.co.kr