韓国政府 PKO派遣部隊の力量強化支援へ
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2020.05.22 15:54
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が新型コロナウイルス感染症の対応で検証された医療分野の能力を生かし、国連平和維持活動(PKO)を支援する方針だ。
外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は22日、同部で開かれた国連PKOに関する閣僚級会合準備委員会の初会議で「技術強国というわれわれの長所と新型コロナウイルス感染拡大への対応で発揮された医療強国としての地位を土台に、平和維持活動に新技術を取り入れ、さまざまな環境の中で困難な任務を遂行するPKO派遣団の医療面での力量強化に寄与しようと思う」と述べた。
国連PKOに関する閣僚級会合は、国連のPKOに資金、兵力を提供している150カ国以上の外相、防衛相が出席する国連の平和・安全保障分野の最大かつ最高レベルの会議で、来年4月に韓国・ソウルで開催される予定だ。
韓国政府は康長官と国防部の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官を共同委員長とする準備委員会を発足させた。
韓国は1993年のソマリアへの韓国軍部隊派遣をはじめこれまで1万7000人余りがPKOに参加した。
hjc@yna.co.kr
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