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在外選挙費用が国内の50倍 郵便投票の導入必要=韓国立法調査処

記事一覧 2020.05.27 09:42

【ソウル聯合ニュース】韓国の国会立法調査処は27日に発刊した報告書「在外国民選挙の現況と改善方向」で、在外選挙の投票方式として郵便投票制の導入を提案した。

国会立法調査処が在外選挙の郵便投票制導入を提案した(イラスト)=(聯合ニュース)

国会立法調査処が在外選挙の郵便投票制導入を提案した(イラスト)=(聯合ニュース)

 報告書は、在外公館で投票が行われる現行の在外国民選挙制度について、投票率が低く選挙費用が相対的に高いと指摘した上で、「郵便投票は場所の制約がない上に便宜性が高く、公館での投票に比べ低コストで、投票率を高めることができる」との見解を示した。

 立法調査処によると、過去4回の公館投票の費用は1人当たり10万ウォン(約9000円)を超え、韓国国内での投票の費用(1人当たり約2000ウォン)の50倍を超えた。

 先月に実施された総選挙では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、公館での投票が不可能となった地域もあり、在外選挙の投票率が過去最低となった。

hjc@yna.co.kr

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