韓国完成車5車の5月販売台数 国内好調も海外で約5割減
【ソウル聯合ニュース】1日に発表された現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社による5月の国内・海外販売台数は計44万4160台で、前年同月比37.2%減少した。新型コロナウイルスの感染拡大により経済活動が停滞する中、消費税の引き下げなどにより国内販売は好調だったものの海外販売は約5割減少した。
ただ前月比では、国内販売が上向きで、海外販売も一部地域で経済活動が再開されたことで多少改善した。
5社の国内販売は14万6130台で前年同月比9.3%増加したが、海外販売が29万8030台で同48.0減少した。
国内販売は現代、起亜、ルノーサムスンは前年同月比で増加し、韓国GMと双竜は減少した。
5社による4月の国内・海外販売台数は37万6032台で、前年同月比47.0%減少しており、5月は減少幅が減った。
5月の販売実績をメーカー別にみると、現代は前年同月比で39.3%%減の21万7510台を販売した。国内販売は7万810台で4.5%増加したが、海外販売は14万6700台で49.6%減少した。
現代の子会社、起亜は同32.7%減の16万913台だった。国内は19.0%増の5万1181台を記録したが、海外が44.0%減の10万9732台にとどまった。
韓国GMは39.7%減の2万4778台だった。国内は5993台で10.9%減少し、海外は1万8785台で45.3減少した。
双竜は同31.9%減少した。国内は7575台で25.0%減少、海外は679台で66.3%減少した。
ルノーサムスンは1万1929台で同16.2%減少した。国内は1万571台で72.4%増加したものの、海外が1358台で83.2%減となった。
完成車5社の今年1月からの累積販売台数は265万437台で前年同月比22.3%減少した。国内販売は62万3618台で1.0%減、海外販売は202万6817台で27.2%減となった。
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