北朝鮮批判のビラ散布禁止法 賛成50%・反対41%=韓国世論調査
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2020.06.11 10:03
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが11日に発表した調査結果によると、北朝鮮を批判するビラの散布を禁止する法案について、回答者の50.0%が賛成すると答えた。反対との回答は41.1%だった。
調査は10日、交通放送TBSの依頼を受け、全国18歳以上の男女500人を対象に実施された。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹の金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は4日に談話を発表し、北朝鮮脱出住民(脱北者)団体によるビラ散布に不快感を示した上で、韓国当局が何らかの措置を取らない場合、2018年9月の南北首脳会談の際に締結した韓国との軍事合意を破棄する可能性もあると警告。韓国の統一部は同日、ビラ散布を規制する法案を検討していると明らかにした。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より1.6ポイント下落した57.5%だった。3週連続の下落となった。不支持率は1.7ポイント上昇の37.6%だった。
政党別支持率は与党「共に民主党」が41.3%、最大野党「未来統合党」が28.7%、「開かれた民主党」が5.9%、「正義党」が5.5%、「国民の党」が3.6%などだった。
支持率調査は8~10日、全国18歳以上の1502人を対象に行われた。
kimchiboxs@yna.co.kr