ソウル市長がビラ散布批判 「北に敵対政策の口実与えた」
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2020.06.25 14:56
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は25日、市庁で開いた「朝鮮半島クラブ」の懇談会で、国内の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体による北朝鮮批判のビラ散布が北朝鮮に韓国への敵対政策に転じる口実を与えたと指摘し、「こうした平和を破壊する行為は今すぐ中断すべきだ」と批判した。
朝鮮半島クラブはソウルに駐在しながら北朝鮮・平壌駐在の公館長を兼任する大使の集まりで、欧州連合(EU)、フィンランド、オーストラリア、メキシコ、トルコ、カナダ、デンマークなど20カ国・地域が加わっている。
朴氏はまた、対北朝鮮制裁の枠組み緩和を積極的に検討すべきだとしたほか、北朝鮮が応じるならいつでも自ら北朝鮮を訪れる用意があると表明した。
tnak51@yna.co.kr