韓国副首相　Ｇ２０財務相会議に出席へ＝コロナ対応で連携促す

【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部は１５日、同部長官を兼任する洪楠基（ホン・ナムギ）経済副首相が１８日に開かれる主要２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁のテレビ会議に出席すると発表した。

　同部によると、今回の会議は新型コロナウイルス感染拡大への対応に向けた連携策や世界経済、金融市場の安定などに関するＧ２０の成果を議論する場となる。

　洪氏はＧ２０内の国際金融体制実務グループ（ＩＦＡ　ＷＧ）の共同議長国として、新型コロナによる危機を克服し、コロナ後の時代に備えるためのＧ２０としての緊密な政策協力を訴える発言を行う。具体的には、新型コロナに関する韓国の防疫・経済対応経験を共有するとともに、経済・社会の構造改革や社会安全網（セーフティーネット）拡充などの必要性を強調する予定だ。非対面化・デジタル化に伴うデジタルインフラ整備の重要性も訴える考え。

　今回の会議にはＧ２０と招待国（スペインやシンガポールなど）の財務相・中央銀行総裁に加え、国際通貨基金（ＩＭＦ）、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）、世界銀行、金融安定理事会（ＦＳＢ）など主な国際金融機関のトップが出席する。

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