韓国軍がPCR検査装置を追加導入へ コロナ対策強化
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2020.07.24 11:44
【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局が新型コロナウイルスの感染有無を調べるPCR検査用の装置を増やすなど、軍内部の新型コロナ対策を強化している。
国軍医務司令部は24日、2カ所の国軍病院と国軍医学研究所に大容量の核酸抽出機3台とPCR検査装置2台を新たに導入する計画を明らかにした。将兵を対象にした検査能力が従来の2倍以上に引き上げられるという。
また、医療関係者の感染リスクを減らせるよう、軍の全ての病院に検体採取用ブースも設置した。集団感染が発生した現場に赴いて検査を実施する移動検査車両も、軍の各病院に年内に配備する。
医務司令部のソク・ウン司令官は「新型コロナの長期化に伴う軍内部の感染拡大の可能性を、先手を打って断つ」と説明した。
軍では今月2日以降、新規感染者が出ていなかったが、このほど北部の京畿道・抱川にある陸軍部隊で10人以上の感染が確認された。
mgk1202@yna.co.kr